2015年6月22日
歯がグラグラしたことは誰でも一度は経験があるはずです。それは乳歯から永久歯に生え変わる時ですが、それ以外で歯がグラグラする場合はあまり喜ばしい兆候ではありません。それでは歯の交換期以外に歯がグラグラ場合について考えられる原因について挙げていきます。
■歯がぐらつく原因
1歯周病
歯周病が進行すると骨が溶けて、歯がぐらついてきます。進行に伴い、揺れの程度はだんだんひどくなります。
2歯が割れた
歯が割れていると歯は動揺します。とくに差し歯が入っている場合に歯根が縦に割れてぐらつくことがあります。
3差し歯が取れている
差し歯が取れかかっている場合にもぐらつきます。
4根尖病巣がある
根の先端部分に病巣があると、骨を大きく溶かすことがあり、動揺してくることがあります。
5咬合性外傷
異常な力がかかっている歯は、歯を支える組織がダメージを受けてグラグラしてくる場合があります。
6実は乳歯が残っている
まれに、ある部位の永久歯が生まれつき備わっていない場合があり、その場合は乳歯の歯根が吸収されずに残っています。ですが、いずれは歯根がだんだんと吸収し、動揺してくるようになります。
いずれしても、歯の動揺を感じたら、早目に歯科医院を受診することをお勧めします。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/
2015年6月19日
酢を健康のために積極的に摂取している人もいることでしょう。確かに酢には
・脂肪低下効果
・血圧低下作用
・血糖値上昇抑制作用
などの効果があることが実証されています。このような効果があるとなると、一日に何度も摂って健康増進効果を高めたくなるものです。確かに酢は健康にはいいものです。ですが、大量に摂ったからといって、効果が高まる訳でもありません。また歯にとっては、摂り方によっては害になります。
飲む酢などはとくに注意が必要で、例えば夜寝る前に飲んでそのまま歯磨きをしないで眠ってしまうと歯が溶けてしまうのです。酢は酸性食品ですので、歯を溶かしてしまうのです。酸によって溶けてしまった歯を酸蝕歯と呼んでいます。また、酢だけに限らず、柑橘類が好きで良く食べる人、ワインを良く飲む人、野菜サラダにドレッシングをよくかけて食べる人なども要注意です。毎日繰り返し口にすることで酸蝕歯の危険性が非常に高まります。
酸蝕歯を予防する対策としては
1なるべく酸を含む食品の摂取を控える
2酸性食品を摂った後すぐに口をゆすぐか、水やお茶を飲む
3飲料の場合はストローで飲む
4酸性食品をとった後、すぐに歯磨きをしない
これらのことを実行してみると良いでしょう。 4に関してですが、酸をとった後には、歯が酸性になっています。そこですぐにブラッシングをすると歯が削れてしまいやすくなるので、少し時間を置いてから磨くようにすると良いでしょう。
何事もやりすぎは禁物ですね。ぜひ参考にしてみてください。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/
2015年6月17日
歯や体に悪影響を及ぼす原因となっているものとして、TCHという言葉を最近よく耳にします。これは何かと言うとTCH=Tooth Contacting Habit つまり日本語では「上下の歯を接触させる癖」のことです。
これは食事や会話以外の時にも常に上下の歯をくっつける癖のことで、眠っているあいだの歯ぎしり食いしばりが頭に浮かぶと思いますが、それ以外にも日中のあらゆる場面で行っている人が多いと言われています。例えば、
スポーツをしている時
テレビをみている時
料理をしている時
パソコン、スマホに集中している時
本を読んでいる時
頬杖をついている時
などなど、何かに深く集中しているに起こりやすいのです。どうでしょう?思い当たりませんか?
■TCHはなぜよくないの?
歯ぎしりや食いしばりは強い力がかかりますので、いかにも歯に悪いことは想像できますが、軽く接触させるTCHにおいても、それが蓄積すると歯や歯を支えている組織へのダメージが加わります。また噛み合わせた状態が続くことによって、顎の関節を圧迫し、血流障害や関節の痛み、また、筋肉の緊張状態がつづくことで噛む筋肉の痛みが出る原因になります。そしてその筋肉の緊張はそれにつながる筋肉の緊張も引き起こし、頭痛や肩こり、腰痛の原因になります。
■TCHで起こる症状は?
TCHで次のような症状が出ることがわかっています。
・歯の痛み、違和感
・知覚過敏
・アゴが痛い
・口が開きづらい
・歯が浮いた感じ、揺れる
・頭痛、肩こり、腰痛
次回はTCHの対処法についてお話ししていきます。
歯の健康は全身の健康につながります。お口のことは何でもお気軽にご質問ください。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/
2015年6月15日
虫歯や歯周病は一度かかってしまうと、治療を行っても決して元どおりになることはありません。そこで、悪くならないように予防歯科を実践していくことが大事です。予防歯科には歯科医院で行うプロケアと自宅で行うセルフケアがあります。今回は自宅で行うセルフケアのポイントについてお話ししていきます。
セルフケアで大事なことは次のようなことです。
1.食習慣に気をつける
食事の時にあまり噛まない、甘いものを良く食べる、間食が多い、ジュースや砂糖入りのコーヒーなどをよく飲むなどの歯垢のたまりやすい習慣のある人はなるべく控えるようにし、繊維質のものを食事に適度に取り入れ、良く噛んで食べることを心がけましょう。
2.徹底したブラッシング
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも使って歯垢を徹底的に取り除きましょう。
3.フッ素入り歯磨き粉を使って歯を強くする
フッ素入りの歯磨き粉を使って1日に2回は磨くようにし、歯を強化しましょう。
4.口の中の細菌を増やさない
夜眠っている間は唾液がほとんど分泌されず、細菌が急激に増殖します。夜眠る前に薬用のデンタルリンスで口をゆすいでおくと、細菌の繁殖を抑えることができます。
お家でのケアが一番大事であることは言うまでもありませんが、定期的に歯科医院でチェック、メインテナンスを受けることも忘れてはなりません。セルフケアとプロケアで健康なお口を目指していきましょう。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/0525preventive/
2015年6月11日
歯の治療で大事なことに、治療の丁寧さ、技術の良さがあげられるのは言うまでもありません。しかし、歯科においては、治療時に出血したりすることは日常茶飯事であり、感染と常に背中合わせな状態なのです。世の中にはまだ未知なウイルスも存在します。様々なウイルスから患者さんのことを守るためには次のことができていなければなりません。
1.診療室は常に清潔な状態である
歯科においては診療室や診療台などあらゆるところに、歯を削った削りかす、水しぶき、唾液などが飛び散っています。診療室はこまめに清掃をし、診療台は患者さん一人の治療が終わるごとに、徹底的に消毒がなされていることが必須です。
2.歯科医師やスタッフに清潔感がある
患者さんの口の中の清潔を心がける歯科医療従事者は、自身が清潔にしていなければなりません。
3.消毒、滅菌体制が整っている
ミラーやピンセット、探針などの器具はいまやほぼ全ての歯科医院が滅菌を行っています。しかし、歯を削るモーター部分であるタービンという部分はそれほど数を備えていない医院も多く、一日に何十人も患者さんを診療している歯科医院では、簡単な消毒のみで滅菌を行わず、次の患者さんに使うことも珍しくないと耳にします。これでは感染対策としては不十分です。
4.グローブを患者さんごとに交換している
診療に使うグローブ(手袋)は、当たり前ですが、患者さん一人一人ごとに交換するべきです。しかし、これも実際できていない歯科医院もあるようです。
5.ディスポーザブル製品を使用している
口の中に直接触れない部分、例えば前掛けや診療台の頭を置く部分のカバーも水しぶきや削りかすが付着しやすい部分です。これらは患者さんごとに使い捨てのものを使うことが望ましいでしょう。
当院では一人一人に時間をかけた丁寧な治療を行っており、感染対策、滅菌対策も万全して行っておりますので安心して治療に臨んでいただけます。
当院の滅菌対策についても是非ご覧下さい。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/0530infection-prevention/
2015年6月10日
40代以降の更年期の女性に時々、舌の痛みやピリピリ感を訴える方がいらっしゃいます。しかし、拝見しても何もこれといった異常が見当たらないのです。しかし、それにもかかわらず、ご本人にとっては日常生活に支障が出るほど辛い症状であることが多く、いろんな歯科医院を回っては「気のせいです」などと言われ、我慢されているケースが多いようです。
このような、外見上異常がないのにもかかわらず長期間にわたって舌の症状を出すものを「舌痛症」とよんでいます。特徴として次のようなことが挙げられます。
・外見上、病的なものは見られない
・焼けるようなヒリヒリ、ピリピリす痛み
・刺されるようなチクチク、ズキズキする痛み
・しびれ
・朝から晩まで症状が続き、とくに夕方以降悪化する
・痛む場所があちこち移動する
・舌の両側に現れることが多い
・食事中、会話中、何かに集中している時には症状がない
また、舌痛症を起こしやすい人には次のような傾向があると言われています。
・更年期の女性
・神経質、几帳面な人
・精神的にストレスが重なっている人
・ガン恐怖症など、病気に対して異常な恐怖感のある人
舌痛症の原因ははっきりとわかっていません。ですが、舌の痛みを引き起こすものとしては
・ビタミン、亜鉛、鉄不足
・ドライマウス(唾液が少ない)
・口の中の物理的刺激(尖った歯、虫歯、歯石、入れ歯など)
・金属アレルギー
・糖尿病
などがありますが、近年は舌痛症は心理的要因や、ホルモン異常、また、神経痛のようなものが複雑に絡み合って起こっているという説が有力になりつつあります。
お口の中のことでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/
2015年6月9日
皆様は寝ている間に歯ぎしりをしていませんか?歯ぎしりというとギリギリと音を立てて歯をこすり合わせることを想像しがちですが、歯ぎしりには大まかに3つの種類があります。
・ギリギリと歯をこすり合わせるもの(グラインディング)
・歯をグーッと噛み締めるもの(クレンチング)
・歯をカチカチするもの(タッピング)
この中でも2番目のクレンチングがとくに歯や体に悪影響があると言われています。そして、このクレンチングを眠っている間に行っている人は多く、日本人の80%にも及ぶ、とも言われているほどです。
歯ぎしりは体重ほどの力がかかると言われています。しかもそれが長時間続くのですから、歯へのダメージは相当なことが伺えます。
歯ぎしりが長期的に続くことによって、次のような症状が出てきます。
・歯周病が進みやすくなる
・歯がすり減って噛み合わせが低くなる
・歯にヒビ、亀裂が入る、または割れることもある
・歯の痛み、違和感を起こす
・歯の知覚過敏が起こる
・顎関節症を引き起こす
・詰め物、被せ物が外れたり、割れたりする
・頭痛、肩こり、腰痛、などの体の不調を起こす
歯だけではなく、体の不調をも引き起こすのです。しかもこの歯ぎしりは歯の寿命を短くする大きな原因ともなっています。しかし、歯ぎしりは自分でコントロールできません。そこで、眠っている間に歯を守ってあげることが必要になりますが、その役目を果たすのがナイトガードと呼ばれるマウスピースです。
歯ぎしりをしている人は詰め物や被せ物も取れたり割れたりしやすいため、その保護のためにもナイトガードを装着することをおすすめします。
どうぞお気軽にご相談ください
一壺歯科医院
http://icco-d.com/
2015年6月4日
一生懸命歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう・・という人がいます。その原因として考えられることを挙げてみます。
1.食生活に問題がある
いくら歯磨きを頑張っていても、間食が多かったり、甘いものを良く摂取する、夜のデザートで甘いものを食べる、食事の時にあまり噛まない、などの傾向がある人は虫歯にかかりやすくなります。
2.歯の磨き残しが多い
いつも同じところに磨き残しがあると、その部分から虫歯になってしまいます。
3.歯並びが悪い
歯並びが重なっている場合、磨き残しが多く出やすくなります。
4.口の中が乾き気味(ドライマウス)である
ストレスや口呼吸、薬の副作用などで唾液の分泌が落ちると虫歯にかかりやすくなります。
5.歯に詰め物やかぶせ物が多い
詰め物やかぶせ物には段差がどうしても出てしまいますので、その部分に汚れが溜まりがちになり、虫歯を作りやすくなります。
6.体質の問題
歯の質が弱かったり、虫歯菌が多い場合です。虫歯菌は一般的に、親からの感染です。虫歯菌をもらう年齢が低いほど、のちに虫歯菌の数は多くなり虫歯にかかるリスクが高くなります。
歯磨きをしているのに虫歯にかかりやすいという人は、まずは食生活を見直してみましょう。何よりもいけないのは糖分をだらだらと摂ることです。また、歯科医院で歯磨きの仕方の指導を受け、自分の歯並びにあった磨き方をプロから教わっておくのも良いでしょう。体質や詰め物が多いなどで虫歯リスクの高い人は、歯科医院で高濃度のフッ素塗布を定期的に行うのも効果的です。
当院では予防を重視した治療を行っております。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/0525preventive/
2015年6月3日
歯茎から臭い匂いがする場合、考えられる原因としては次のようなものがあります。
1.歯周病
歯周病が進むと、歯とは歯茎の間の歯周ポケットが深くなり、そこに溜まった細菌や歯茎から排出される膿の匂いで歯茎から臭い匂いがします。
2.磨き残し
いつも磨き残しが出る部分は歯垢が多く溜まって悪臭がするようになります。歯と歯の間、一番後ろの奥歯の後ろ側、ブリッジのつなぎの部分などは汚れが溜まりがちになり、悪臭を発生しやすい部分です。
3.虫歯
虫歯で穴が空いていると、汚れが溜まって臭いを放ちます。虫歯が進行し、神経が死んでしまうと、ひどい悪臭を放つようになってきます。
4.詰め物・かぶせ物の不適合
詰め物やかぶせ物が合っていないと段差の部分に細菌が繁殖し、臭いを発生する元となります。
5.根の先に溜まった膿
根の感染から根の先端に膿がたまると、歯茎の表面に膿の排出口を作ることがあり、そこから膿の臭いがするようになります。
異常な臭いは、どこかで異変が起こっていると考えてよいでしょう。臭いが続く場合には、原因をはっきりさせて治療を行うためにも、早めに歯科医院を受診しましょう。また、定期検診をきちんと受けることで、異変をいち早く見つけて悪化しないうちに治すことができます。
当院では3ヶ月ごとの検診をお勧めしています。
一壺歯科医院
http://icco-d.com/
2015年6月2日
フッ素が歯に良いということをよく耳にすると思います。今やほとんどの歯磨き粉にも含まれており、それにより毎日ほとんどの人がフッ素を活用していると思われますが、このフッ素とは一体何で、歯に対してどのような効果があるのかについてお話ししていきます。
フッ素とは自然界に多く存在している元素であらゆる食べ物や飲み物にも含まれており、実は私たちも知らない間に摂取しています。フッ素は歯や骨を作ったり健康な状態に維持するために必要な栄養素ですが、食べ物や飲み物からだけでは歯の健康を保つのに十分な量が摂れないため、自ら意識して活用していくしかないのです。
フッ素の役割としては主に次の3つが挙げられます。
1.歯を強くする
フッ素が歯の表面に作用して歯が溶けにくくなります
2.歯を再石灰化する
溶け始めた歯を修復する作用があります
3.抗菌作用がある
虫歯菌に対して抗菌作用を発揮し、虫歯菌の働きを弱めます
フッ素の活用の仕方としては、家庭でのフッ素の入った歯磨き粉の使用と、歯科医院での高濃度のフッ素を塗布する方法があります。歯科医院でのフッ素塗布は、とくに乳歯の時期や、永久歯に生え変わる小学生の時期を通して行うのがよく勧められていますが、近年では歯根面う蝕の予防のために、大人になってからも続けたほうが良いと言われるようになってきました。
1年に2~4回のフッ素塗布を行うことで20%~40%の虫歯予防の効果が期待できると言われています。フッ素塗布をご希望の方はお気軽にご相談ください。
予防歯科のご案内はこちら
一壺歯科医院
http://icco-d.com/0525preventive/